過払い金を請求するにはどうしたらいい?

もしかしたら自分にも過払い金があるのかもしれない!どうにかして過払い金を請求したいが、何から手をつけていいのかわからない・・・。

 

今回は、そんな方のために過払い金を請求する手順をご説明したいと思います。この手順どおりに過払い金を請求するのであれば、専門家の力を借りずとも自分1人でもできてしまうのです。

 

まずは取引履歴の取得から

自分には過払い金が発生しているかもしれない!ただそれだけでは貸金業者に過払い金を請求することはできません。過払い請求の第一歩として、まずは取引履歴の取得をしましょう。

 

貸金業として登録をしている貸金業者は、契約者からの取引履歴の開示を断ることができません。契約時から現在まで、すべての取引履歴を貸金業者に開示請求しましょう。電話や窓口による請求でもいいですし、郵便で請求する方法もありますのでやりやすい方法で請求しましょう。

 

引き直し計算をしてみる

届いた取引履歴を現在の上限利率で計算することを俗に「引き直し計算」といいます。この引き直し計算はインターネットにてソフトを無料で手に入れることができますので、あとは数字を入力するだけです。入金と出金を入力するだけで、過払い金の正確な額がわかります。

 

また、親切な貸金業者であれば、すでに引き直し計算した取引履歴を出してくれることもありますが、個人で請求した場合はとても見にくい様式を使ってくることもありますので注意が必要です。

 

過払い請求をしてみる

過払い金の正確な額がわかったら、あとは貸金業者への請求です。請求をするときには内容証明郵便を使いましょう。内容証明郵便とは法的にも有効となる郵便物で、過払い請求をしたという事実を証明することができます。

 

貸金業者側の対応によっては後々使うことになりますので、請求する時は必ず内容証明郵便で出しましょう。

 

貸金業者からの連絡を待つ

あとは貸金業者からの連絡を待つだけです。通常であれば、郵便到着後1週間前後で和解の申し入れがあります。「○万円を○月の返還でいかがでしょうか?」といったものです。

 

提案金額の割合は貸金業者によって異なりますが、満額で和解の申し入れをしてくることはまずありません。返還金に納得がいかなければ、交渉をすることになりますので、自分の納得のいく金額を要求しましょう。

 

過払い金請求の簡単な流れは、「取引履歴の開示→引き直し計算→過払い金請求→和解交渉」となっています。

 

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