節約のための家計見直しポイント、まずはどこから?

消費税も8%になり電気料金も値上がりのニュースが入っています。一層引き締めなければならないのは分かっているけれど、実際どこから手を付けたら良いかという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

一部分だけを大きく削ると生活に支障が出てストレスも溜まり続きません。薄く広く、無駄をそぎ落とすような気持ちで始めてみましょう。

 

家計改善は固定費の見直しから

節約というと食材をまとめ買いしたり娯楽費を減らしたり・・・という部分に目が行きがちですが、毎月確実に支出がある固定費は「仕方がない」と諦めてしまいがちです。

 

ほんの少しでも減らせれば年換算すればその効果は決してあなどれません。固定電話もスマホで足りている人は解約などの検討に入っても良いかもしれません。

 

解約まではちょっと・・・という場合は、これまでオプションとして加入していたナンバーディスプレイなどを外すという手もあります。

 

同じくスマホについても有料アプリなどが使っていないのにいつまでも登録したままになってしまっていればすぐに解除しましょう。利用したい時にまた登録すれば全く問題ありません。

 

まとめ買いはほどほどに

今後さらなる増税が予想されています。生活必需品や食材などはまとめ買いしてストックされる方も多いかと思います。それ自体は計画的な物であれば問題はありませんし、傷む物でなければあって困ることはありません。

 

しかし意外な落とし穴があります。それは、在庫が潤沢にあることでついつい使い過ぎてしまうことです。非常用にと買っておいたカップラーメンをついつい夜食に食べてしまった経験がある方も多いと思います。

 

何事もほどほどが肝心です。ストック場所を決めておき、スペースが空いたら買い足すという方法であれば常に一定量補充することが出来ます。

 

予算設定を数百円単位にする

家計簿で費目と予算を決める時に、大体5千円~1万円単位になる方が多いと思います。そうするとざっくり余裕を持って決めた分、気が緩んでしまうこともあるのではないでしょうか。

 

予算は必要に応じて数百円単位で決めて、それを1年分に換算した額を総枠として管理することをおススメします。そうすることで必ずしも毎月必要な訳ではない調理器具や衣類などで予算を大きくオーバーすることはなくなりますので、必要以上に月予算内で収めようというプレッシャーも和らぎます。

 

そのためにも一度は支払ったレシートの洗い出しをして、どの程度の支出があるのか把握することが必要です。